現時点では、

次のようなことが私を行政事件に引き込んでいるように思います。


自分の問題提起が新しい判例を産むかも・・・という期待

ある行政事件訴訟で、問題提起したところ、裁判長から、

「これは最高裁判例の射程外の観点になり得るかもしれないので、次回の裁判期日までに、追加の主張をするように」との指示があったことが大きな要因のひとつであることに気付きました。

最高裁でさえ未だ判決していない分野、問題に光を照てる機会に遭遇したのかもとの思いが込み上げてきたことを覚えています。

この裁判の判決は、多分1年以内には出ると思いますが、結果がどうであれ、楽しみです。


利害関係への配慮が無用

民事事件であれば、ほとんどの場合、現実的な到達点として”和解”を視野にいれた配慮が必要となりますが、行政事件に、和解という解決策はなく、違法又は不当な行政活動があったかなかったかの問題であり、周りを気にする必要がないことです。


公権力の違法・不当に法だけで対抗できる。

審査請求費用は無料、取消訴訟(本人訴訟)は13,000円とほとんど0円で、土俵に上がれます。